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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2019.02
13

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04:13
Category : GPZ900R
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インナーチューブ径38mmの900Rのフロントフォークいじりも「その11」になりました。
さっさと41mmのフォークにしちゃった方がいいのでしょうが、ひとつのものに執着してみるのもなかなか楽しいものです。

どうも伸び側減衰が不足してると感じるので冬の間にやっつけておこうと思います。

分解します。それほど走っていないのにフォークオイルが真っ黒です。
粘度はしっかり保たれているので、単に汚れているだけです。新しいスプリングを使うと、最初のうちはどうしても汚れがちなので、早めに交換するのがよいです。

17089176.jpg


フリーバルブ式のフロントフォークの伸び側減衰は、主にフリーバルブ内径とダンパーロッド外径の間に設けた環状すき間によって発生させています。

オイルの粘度で減衰力を調整できなくもないのですが、できるだけやわらかい粘度のオイルを使い、ダンピング発生機構部分で調整したいというのが私の考えです。

何より、このフォークの環状すき間は大きすぎる気がします。

実際、#58のフォークオイル(一般的な#15相当)を使っているのが信じられないほどシュッとフォークが伸びあがります。

ちなみに、A.S.H.のフォークオイルにはさらに上の#73がありますが、これは粘度の調整用です。
実際に触れてみるとわかりますが、#58以下のものと明らかに物性が異なります。少しずつブレンドして使うのですが、全体的に動きが重たくなる気がするのです。

このフォークのダンパーロッドには穴がありません。
穴があれば穴径で調整できるのですが…。環状すき間を変化させないことには減衰力を変化させることができません。

では、どれくらいの環状すき間があるのか確認してみましょう。

17089179.jpg



広いですね~。

17089178.jpg



すき間を狭くするにはフリーバルブの内径を小さくするか、ダンパーロッドの径を太らせるしかありません。
前者は現実的ではありませんから、ダンパーロッドの径を太らせることになります。

現状把握です。重要な機能部品だけあって外径のばらつきは殆どありません。
マイクロメーターによる計測で±0.01mmの範囲に収まっています。

17089182.jpg



フリーバルブの内径をはかる計測器がないので、マスキングテープを巻いて突っ込みます。
少しずつマスキングテープをほどいて、ギリギリ入るように調整し、外径をはかってみました。

17089181.jpg



大雑把なようですが、目的を考えるとおおよその数値が分ればOKですから、これで十分です。

どの程度ダンパーロッドの外径を太らせればよいか計算してみました。
結論、0.01mm太らせると環状すき間の面積が、約20%ダウンすることがわかりました。

さてと…どうやって太らせるかです。

熱収縮チューブにいいものがないか調べてみると、テフロン製やPEEK製のチューブが見つかりました。
が、どれも厚さのオーダーが全く違いまして、薄いものでも0.1mmくらいあるんですよねぇ。

これじゃすき間がなくなっちゃう。一旦外径を旋盤で落としてから太らせる方法もなくはありませんが、新品のダンパーロッドは「販売終了」なので気が引けます。最悪の場合、もとに戻せないのはね…。


中古のフォークを入手することも考えましたが、かなりの高値で取引されているので手が出せません。

インナーチューブ径38mmのフォークの玉は、どんどん数は減っています。
使うのはダンパーロッドだけだし、本当に必要としている人の手に渡るべきです。

余談ですが、旧車や旧車の部品は個人の所有物でもないよなぁと思っています。
限りある共有試算で「たまたま自分のところにある」と考えないとね。無駄にはできません。

話しを戻します。んー、面倒だけど表面処理に頼るしかなさそうです。


対応してくれる業者をあたるとしますか。

それまでは分解状態で放置です。

17089194.jpg




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