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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2018.04
13

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04:02
Category : GPZ900R
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ステムは車体の要です。
ここがちゃんとしていなかったら、どれだけ高性能なサスやホイールやタイヤを付けても意味をなさなくなります。

ですが、街中を走る車両の9割以上がノーケアなのが実態です。
理由のひとつは「ちゃんとした状態を知らないから」に他ならないと思っています。





900Rのステムを組んでいきます。

まずはダストシールを取り付けます。ゴム質はやや硬めです。
座面はセラミックスクレーパでしっかり仕上げておきます。

17087248.jpg



圧入用の治具です。運よく綺麗に取り外せた古いレースの内径側を削ったものです。
(内径を削っておかないと抜けなくなる)

17087250.jpg




圧入完了です。鋳肌を削ったのは正解でした。トゥルントゥルンです。

17087251.jpg



グリースを思いっきり詰め込みます。

17087253.jpg



上からべたべた塗ればいいってものではありません。
そんな程度じゃ、なかまでグリースは入りません。構造をみると分かりますが、コロが接触する内部にもグリースが必要です。

なので、黄色の矢印で示したところからグリグリ押し込みます。下側からグリースがニュルゥっと顔を出すまでしつこく押し込みます。
今回のケースですと、この工程だけで20分くらいかかりました。

17087254.jpg



グリースを詰め込んだうえで、ベアリングを装着する方法もありますが、私はドライで組みます。
理由は、ベアリングを動かして抵抗なく動作することを確認しながら圧入したいからです。

グリースを詰め込んだ状態では、動きが渋くなっても分かりません。プレスを使うならなおさらです。


グリースを詰め込むのに便利?なのがこれ。元々ついていた古いレースです。
テーパーローラーの場合、コロが回らないとグリースが入っていかないので、レースを使ってしっかりコロを転がしてやります。

17087255.jpg





上側はアンギュラコンタクトタイプのベアリングです。
鋼球を一旦リテーナーから外し、グリースアップしてから組みます。

17087256.jpg



ちなみに、実測結果によると、鋼球のサイズは9/32インチと思われます。
定期的に鋼球のみを交換すれば、レースの寿命も延びることでしょう。


900Rのステムのダストカバーには、
・スロッテッドナット側
・フレーム側
にシールがついています。


後者については動きを阻害するので撤去しました。グリースの耐久性よりも動き優先です。
このシールがあるから倍持つかといえば、そうでもありませんから。あまり意味はありません。

17087258.jpg



パーツリストに記載されている内径24.7のOリングです。

17087360.jpg



本来は上側のベアリングの上に装着します。上下ともテーパーローラーのカワサキはこの手法をよく使っていますね(確かゼファーも)。

理由は…です。ヒントは「前後のベアリングシェルの軸芯&角度がブレてなければ、理論上こんなものはいらない」です。
今回はなくてもちゃんと調整できたので、使わないことにしました。



インナーチューブを差し込んだ状態でトップブリッジのセンターナットを締め付け、ステムの動きを確認します。
トップブリッジのセンターナットを締め付けない状態でステム調整しても全く意味がありません。

ねじ山には微妙なすき間があります。
センターナットを締め付けることですき間がうまり、スロテッドナットに圧がかかります。当然、ステムの動きは変わります。

美観向上を目的とした社外品のセンターナットを見かけますが、なーんにも考えずに取付け、締め付けたら…素材によって最適な締付トルクは異なりますので、当然動きに支障がでます。
もし、動きに変化がなければ「ステム自体が死んでる」か「適切な調整ゾーンから外れている」ことに他なりません。


さて900Rのステムシャフトは(YAMAHAに比べると)硬質なのか、YAMAHAの感覚で締め付けたら、軸力不足を感じました。
手締めで「これが最適」と感じるところまで締め付け⇒マーキング⇒一旦緩める⇒トルクレンチで再現⇒以降の規定トルクの目安としました。



実走で多少セッティングするかも、ですが一旦は完成です。


なお、試乗を依頼されることが少なからずありますが、ステムのコンディションがまずければ丁重にお断りします。まともに乗れる自信がなく危険だからです。
ステムのメンテは工数がかかりますから、それなりの費用がかかってしまいます。ですが、ちゃんとした状態を体感することはとっても大切だと思います。

(誤解を恐れずにいうと)プロでもまともに調整できない方が多いので、依頼先はしっかり選んでくださいね。



☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆
 作業依頼受け付けております(^-^)/
 お気軽にお問い合わせ ください。
 ~Nie's garage OSAKA JAPAN~

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