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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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Category : GPZ900R
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ここのところ、塗りものばかりやっている気がします。

17086968.jpg



テロっといい具合の艶がでているとおもったら…。

17086970.jpg



ちょっとした塗りムラを発見したりして凹むこともしばしば(; ̄ェ ̄)
わざわざ塗りなおすほどのこともないのかもしれませんが、作業するときに目につくんですよね。都度手直ししなくちゃいけませんので、ちっとも作業が進みません。

17086969.jpg




苦労して綺麗に仕上げているのに、表面のくすんだボルトを使うのが嫌になってきました。
かといって、すべて新品にするにはお金がかかりすぎます。

ということで再めっきしましょう。


まず、小分けしているボルトをリスト化します。

17086971.jpg




一般的に、この手の小物部品の処理は「バレル」型の処理機で施工されます。
町内会の抽選で使う「ガラガラ」するやつがありますよね。あれの長いやつがめっき層の中で回っている姿をイメージするとよいと思いますって、余計 わからんか…。


ともかく、小分けされたパーツをいちいち処理するなんてことは、到底叶わないのです。

一回の処理量は、一定まとまっている必要がありますし、処理費用も「ひと山いくら」で計算されます。


かといって、全部同じ器にぶちまけたら、あとの作業で困ります。
パーツリストにも情報はあるけど、フランジ付きなのか、アブセットなのか…現物を見ないとピンとこないこともありますので、リスト化は絶対にやっておくべきです。

リストを書きだすのに3時間。A4で7枚になりました。


余談ですが、大物部品は「吊り」で処理されます。1つずつ作業することになるので、高くつきます。

例えばこういうものです。

17087042.jpg



見積りをとると、こんなものでも数千円の処理コストがかかります(1点あたり)。
なので、再めっきはやめて、塗装で処理しました。
(めっきしてから、塗装したかったんですけどね)





めっきには沢山の種類があります。

今回の再めっきの対象は「鉄」製の部品で、めっきの種類としては「亜鉛めっき」になります。

亜鉛めっきには大きく、溶融めっきと、電気めっきに分類されます。

前者は標識や、橋梁など、大きくて、高い耐食性が求められるところに使われます。
亜鉛を溶かした槽にじゃぶんと付け込んで処理するので、どぶ漬けめっきと呼ばれます。

あと、自動車のボディにも溶融めっきが使われています。
亜鉛を溶かした槽につけるのは同じなんですが、板の状態で連続的に浸漬し、エアワイパーにより膜厚を調整するので美麗な外観が得られます。

どちらもバイクにはあまり使われていません。


バイクによく使われるのは、電気めっきです。

めっき槽にワークを浸漬し、電気的に処理しますので、膜厚がコントロールしやすい反面、たくさん付着させることができません。
その分、寸法精度は出しやすいです。

仕様や規格によって異なりますが、電気めっきの膜厚は、せいぜい10ミクロン程度です。
溶融めっきは、どぶ漬けだと60~100ミクロン、膜厚が制御されている連続型の溶融めっき(鋼板)の場合でも20~30ミクロンくらいはありますので、いかに薄いかが分かります。


さて、電気めっきには、さらに細かい種類があります。

クロメート、ユニクロ、3価ブラック…なんてやつですね。

実はこれ、めっきの上に施す表面処理のことであって、めっきの種類ではないのです。機能的には、あくまでめっき層を腐食から守るためのものです。
(種類によって異なりますが、表面処理層の膜厚は 0.数ミクロンオーダー)

あたかも めっき種のように扱われるので、話しがややこしくなるのですが、鉄を錆から守るのは電気めっきによる亜鉛の層です。
電気めっきは、ぶ厚くつけることができませんから、最終の表面処理がなんであれ、ケアを怠れば錆びが発生してしまうんですね。


なんでこんなことを書いているのか?というと、メカニズムをしらないと対策ができないからです。
亜鉛めっきであることを意識すれば、錆びさせない工夫ができるということです。

亜鉛めっきにおいて一番まずいのは、濡れた状態で放置することです。
エンジンマウントボルトなんて、最たるもんです。外にでている部分には錆がないのに、外してみたら錆びていた!なんてケースがありますよね。


濡れても、すぐに乾かせば、亜鉛めっきは強いんです。
また、油をかるくひいておくと、水をはじくので強い。上から塗装すればさらに最高ってことです。

先に例をあげたマウントボルトなどは、グリースを塗布して組んでおけばまず錆びませんからね。






表面処理の性能を比較すると、クロメート処理が最強です。

中でも6価クロメートは安価で強いです。性能、コスト共に群を抜いているのですが、自動車や電機の世界は欧州勢の規制をもろにかぶっています。
なので、6価系の表面処理は全く使われなくなりました。

建材の世界は、欧州勢の圧力を受けないので、未だに6価のクロメートが使われています。
建材用途の金物でよくある「黄色っぽい表面処理」がそれです。外圧がなければ変わらない日本…いいんだか悪いんだか(¨ё¨)

さておき、美観的にバイクにはちょっと…なので、黒っぽい処理でいきましょう。
緑と悩みましたが、局所に使うならともかく、すべて緑だと、さすがにくせが強いかな?と思いまして。


バケツ一杯いくら!のノリで処理頂きました。

17086994.jpg



おぉぉ。いいんでなぃかぃ?

17086995.jpg



ステップ周りの小物です。こういう部品って、買うと高いし、放っておくと車体全体がみすぼらしくなるので、悩ましいんですよね~。

17086996.jpg




再めっき処理が苦手とするのが、この手の「すき間」がある部品です。
処理前の酸洗いで、薬液がすき間に入っていきます。抜けづらいのでトラップ⇒あとで錆になるんです。

うまくいく場合もあるし、そうじゃない場合もあるので「ダメ元」だと思っておいた方がいいです。

17086997.jpg



また塗装同様に、下地ありきですから、素材の状態がモロに反映されます。

バンジーフックのステー。そこそこ綺麗だったので、新品なみに仕上がりました。

17086998.jpg



同じくバンジーフック。ノーマルはクロームめっきですが、ブラック仕様も渋いっしょ( ̄ー ̄)

17087001.jpg



フォークのトップキャップ。見られる状態になりました。
これだけの仕上がりなら、イニシャルアジャスターづくりは、優先度をさげてもよさそうです。

17086999.jpg




ブレーキパッドのピン。錆びで朽ちかけていたものなので、ぼっこぼこの仕上がりです。

17087000.jpg





処理費用ですが、やりとりの送料も含めると、1.2Kくらいです。
キャブレターのバンド、M10以上で長いエンジンやサスペンションのマウントボルトなど、買えば値の張るものを処理できたので、十分元が取れたと思います。

再めっきは、ワークの状態によって仕上がりが左右されます。場合によっては「ゴミ」になるリスクをはらんでいます。
処理方法(理屈)を理解せず、仕上がりや値段に(後から)ケチをつける人がいるので、業者さんの多くは「個人」からの仕事を受けてくれない傾向にあります。
処理屋さんにしてみれば、やりとりの手間や時間もコストですから、当然のことだと思います。


再めっきをご希望される方がいらっしゃいましたら、お取次ぎさせていただきますので、メールにてご相談ください。



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 作業依頼受け付けております(^-^)/
 お気軽にお問い合わせ ください。
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