RSS
Admin
Archives

にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

プロフィール

にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

最新記事
最新コメント
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2ブックマーク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2016.08
10

TB:0
04:00
Category : KZ1000
にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村
↑↑↑ブログランキングに参加しております。ご協力よろしくお願いします!↑↑↑



さびとるやんの取り扱いを再開しました!

にえガレのストア





これまでの記事です。

Z系のフロントアクスル周りの構造を見直す《その1:現状認識(1)》
Z系のフロントアクスル周りの構造を見直す《その1:現状認識(2)》



ノーマルの構造の模式図です。

16012866.jpg



この構造における問題点を整理します。

1.位置決めが容易でない

2.剛性面で不足がある
 (1) 部品点数が多い
 (2) ねじとシャフトの嵌合部が2つある
 (3) 嵌合部のガタが大きい
 (4) クランプのはめあいが緩い
 (5) クランプ(キャップ)の剛性が低い



ちゃんとした組み付けが担保できなければ、剛性もヘッタクレもあったものではありませんので「1」の方がはるかに優先度が高いと思っています。

これらを踏まえて、具体的な設計を行います。





《STEP1》

検討結果を、組み付けの流れに沿って解説していきます。

まず内径にねじを切ったアクスルカラーを左側のフォークにクランプします。
ツバを設けたアクスルカラーを、フォークアウターに押し付けることで位置が決定されます。

16012909.jpg




クランプされることでアクスルカラーとフォークは一体化しますので、以降は「1つの剛体」として考えることができます。
(通常のホイール着脱時には、外す必要はありません)


《STEP2》

ノーマルでは、アクスルカラー、カラー、シャフトの3点で構成されていたものを一体化させた「シャフト」を製作します。

そのシャフトを左側のフォークにねじ込みます。
すでに左側のフォークは、アクスルカラーがクランプされていますので、考え方としては、「一体化されたものにねじ込み&締結する」だけです。

16012910.jpg



なお、シャフトを締め付けるまでは、右側のクランプはフリーな状態になります。


一体化されたシャフトが、直接ベアリングの内筒を締結しますので、剛性面でも有利なはずです。
(ちょっとしたことだけど)


複数の部品で構成するよりも作業性もよくなります。

弊害としては、ホイール右端のオイルシールが機能しなくなることです。
クランプ部の外径が24mmで、オイルシールの内径が25mmなんですね…。シールとの接触部だけ25mmにできなくもありませんが、抜き差しがやりづらくなるのでやめました。
(私は、頻繁に着脱しますから、作業性は重要なファクターです)



《STEP3》

シャフトの締め付けが完了したら、右側のクランプを締結したら作業完了です。

16012911.jpg





ここで、ノーマルにおける問題点が、どの程度クリアーされたのか確認しましょう。

1.位置決めが容易でない
 ⇒ クリアー

2.剛性面で不足がある
 (1) 部品点数が多い ⇒クリアー
 (2) ねじとシャフトの嵌合部が2つある ⇒クリアー
 (3) 嵌合部のガタが大きい
 (4) クランプのはめあいが緩い
 (5) クランプ(キャップ)の剛性が低い


残るは、この3つです。
 (3) 嵌合部のガタが大きい
 (4) クランプのはめあいが緩い
 (5) クランプ(キャップ)の剛性が低い


この3つの項目の解決策について、順を追って解説します。

まず、(3)の嵌合部のガタですが、ねじに対する要求精度を高め、また一品製作できっちり作りこむことで解消します。


次に(4)と(5)です。

まず、はめあいです。はめあい精度を、ノーマルとは比べ物にならないグレードで設計&製作することで解消します。

クランプの剛性は、専用設計したクランプで対応します。GX750で実績のある手法です。

16012870.jpg




ノーマルとは比較にならない強固な構造とし、かつ素材も強度の高い超々ジュラルミンを使用します。
はめあい精度の向上と相まって、高い剛性を発揮します。


さらに締結構造も見直します。

ノーマルは、スタッドボルト&ナットで締結しています。
指定された締付トルクは15~20N・mであることから、さほど強度の高い素材ではないと思われます。


そもそもノーマルのスタッドは、ペラッペラのキャップを締め付けるだけの長さしかありませんし…。

なので、ノーマルのスタッドを抜き取り、クロモリボルトで締結します。
一般的に、M8のクロモリボルト(強度区分10.9)の締付トルクは、25~30N・m程度ですから、締結剛性はアップする方向です。



一旦スタッドボルトを抜き取り、嵌合長を確認します。無論、嵌合長を目いっぱい確保するためです。

16012898.jpg

16012899.jpg







ざっと以上です。

これらの要件をすべて投影した図面を作成し、手配を済ませました。



☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆
 作業依頼受け付けております(^-^)/
 お気軽にお問い合わせ ください。
 ~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆




にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタムへ
にほんブログ村

にほんブログ村 バイクブログ オフロードへ
にほんブログ村

↑↑↑ブログランキングに参加しております。ご協力よろしくお願いします!↑↑↑
スポンサーサイト