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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2014.06
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RZのフロントフォークの改修を進めているところです。

キーワードは2つ。
ひとつは「もっと動くように」。もうひとつは「上質なダンパー」です。


前者を実現するためにとった手法が、アウターチューブに施したカシマコートです。
効果は絶大で、予想を上回るものでした。

ただ、弊害もありました。動きがよくなったことで、ダンピング不足が露呈したのです。操作を誤ると大きく動いてしまうため、操作が神経質になりました。そこで、いよいよ後者の「上質なダンパー」の確保に着手します。






手段として選んだのは、カートリッジエミュレータを装着することでした。

R0016373.jpg


カートリッジエミュレーターについて、ざっとおさらいするにあたり、まず、ノーマルフォークの問題点から確認していきます。


ノーマルは、各部に開けられた穴や経路をフォークオイルが通過する際の抵抗によって、ダンピングを得ています。

穴や経路は、圧側、伸び側のそれぞれにあります。使用するオイルは同じですから、どちらか一方だけを調整することはできません。

例えば、フォークがいい塩梅に沈んだ状態を維持させるために(純正の)#20相当のフォークオイルに変更したとします。伸び側はそこそこよいフィールになったとしても、”あたり”を強く感じるようになるなどの弊害がでてきます。サーキットをガンガン走るならともかく、ゆっくり景色を楽しむ気分にはなれませんね…。少なくとも私は嫌です。


あと、ストローク速度への順応性がないのも問題ですね。理由は穴の大きさが固定だからです。

電車の乗降をイメージすると分かりやすいでしょうか。
一度にドドドーっと降りようとすると、人の流れがフンづまりますよね。同じドアの大きさでも、ゆっくり降りていけばそうでもない…。

例えば大きなギャップに入ったとします。フォークは急激にストロークしようとします。このときにフンづまりになったら…ようするにフォークがスティックした状態です。考えるだけで恐ろしいことです。


スティックしないようにするにはどうすればよいか…。

簡単です。穴を大きくしておけばよいのです。ゆっくりしたストロークのときにはダンパーが不足してしまいますが、スティックするよりはマシですからね。

(少々乱暴な言い方ですが)ノーマルは、非定常時に危険が生じないように、定常時のダンパーの効き具合が犠牲になっているということです。




カートリッジエミュレーターは、これらの問題点を、ある程度解消してくれるものです。

・カートリッジエミュレータが受け持つのは圧側のみ。よって、圧側と伸び側を切り分けたセッティングが可能
・開口部はスプリングと弁によって構成されている。つまり可変式であり、ストローク速度への順応性が高まる


伸び側はノーマルのままか?と思われるかもしれませんが、そもそも伸び側は、主にフロントフォークスプリングの反力で伸びていきますので、ストローク速度は極端に変動しません。フロントフォークを分解してみると分かりますが、大小の入力のある圧側の穴は大きくあけられているのに対し、伸び側の穴は随分小さかったりします。

オイルだけ入れた状態でフォークを伸縮させてみると、圧側より伸び側の方が強い抵抗を感じるのは、このあたりの構造に起因しているわけで、圧側に比べれば必要性は低いはずだと考えています。






カートリッジエミュレーター、構造的には、セローに装着したPDバルブと同じようなものです。
(根拠はありませんが、カートリッジエミュレータの方が先にでたと思います)


狙いどころに大きな違いはないものの、全く同じ構成ではありません。


まず、こいつには複数のばねが付属しています。よりセッティングの幅が広いんですね。私は、このパーツを、あくまで調整のためのツールととらえていますので、セッティングの幅が広いのはありがたいことです。

R0016374.jpg



今後、あれやこれやと試していくわけですが、頭の中でうまくイメージできるように準備をしてみました。

emu.jpg




なんてことはありません。実測データからスプリングレートを算出し、グラフ化しただけです。
(フォーク本体のスプリングも一緒ですが)レートを変更することと、イニシャル調整の違いは違いますからね。

スプリングの特性(グラフの傾きや数値の大小)は、ダンピング特性に直結しないものの、正確にイメージしておくことは大事だと思うのです。



さて、取扱説明書には、このように書かれていました。

・ほとんどの33-36mmのヴィンテージフォークは40lbs/inのスプリングで、よりよく作動する
・スプリングの回転数(≒イニシャル量)は2~4回転(標準は3回転)


まずは「40lbs/in」のスプリングを使うとします。くしくも、PDバルブのレートと最も近いレートです。

イニシャルは、2.5回転相当から始めてみることにします。
使われているボルトはインチねじのNo.8なのでピッチは約0.79。つまり2.5回転は約2.0mmに相当します。



上の画像に、PDバルブのデータを足してみました。ほぼ近似していることが分かります。

emu_pd.jpg





次にフォークオイルです。

突き上げる感じがうるさく感じられるので#40を使っていました。
伸び側については、#58に分があったのですが…痛し痒しというところです。

カートリッジエミュレーターを使うことで、伸び側と圧側を切り分けて考えることができます。今後、オイル粘度の選定は「伸び側優先」で検討できるということです。

試してみないと何ともいえませんが…おそらく#58でも不足しているとは思うんですけどね…。



おおよその方向性が確認できましたので、いよいよ作業に取り掛かります。



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