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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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Category : GPZ900R
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本日のメインテーマです。TCVといいます。

17086386.jpg



TCV=トラベルコントロールバルブの略です。

YAMAHA車でも似たようなものが入ってるのを見たことがあります。


単体で眺めてみても、たくさんコストがかかっていることは明らかです。
当時のエンジニアが全身全霊を注いで考えた機構であることは、容易に想像できます。

魂がこめられた部品ですし、そういう意味では魅力的ではあるのですが、残念ながら機能的には…。



以下、私なりの解釈です。

この部品は、主に圧側の減衰を受け持っています。


まずサービスマニュアルに記載されている断面構造から。
現物見てからじゃないと、ん?な感じではあります。

17086540.jpg



マニュアルにもあるとおり、フォークスプリングとシートパイプの間に挟まれています。
こんな感じです。

17086412.jpg




フォークがストロークすると、TCVのスプリングもストロークし、TCV自体が縮みます。

どういう動きをするのかをみるために、分解してメインスプリングを外しました。

伸びた状態。

17086414.jpg



縮んだ状態。

17086415.jpg



ご覧のとおり、徐々にオイルの経路がふさがり、減衰が高くなる構造になっています。
(ドライバーで示した部分)

17086416.jpg



つまりストローク量に依存した減衰発生機能であるといえます。
この点においてカートリッジエミュレーターやPDバルブとは決定的に違います。






興味深かったのは、ばねレートです。

線径3.8mm、外径26.5mmですから、これだけみれば「フォークスプリングにありがち」です。
違いは巻き数が極端に少ないこと。たったの3.5巻きしかありません。

ここだけみても「極端にレートが高い」ことが分かります。

計算してみると、5.09kgf/mmになりました。
一方、フォークスプリングのレートは0.38-0.87kgf/mmでした。 


ざっくりいうとひとケタ違います。

レートが高い側のばねがストロークしないわけではありません。
入力に対し、各々のばねが、そのばねなりに動くわけですが、フォークのストローク量と比較すると、「微細な動き」をするユニットであることが分かります。


このとき、TCVのスプリングはどれくらい動いているのでしょうか?

フォークスプリングの検証でもとめた計算値です。

・スプリングレート 0.38-0.87kgf/mm
・プリロード 62mm
・線間密着点(スプリングが線間密着する”スプリングのストローク量) 150.3mm
・線間密着時のフォークストローク 88.3mm(150.3-62)


線間密着したときの荷重が約60kgfです。
市街地を定常走行している際は、線間密着前を使っていると仮定義すると、市街地走行時の荷重は50~55kgf程度と推測されます。


この荷重と、TCVのばねレートから算出すると、TCVのストローク量は「約10mm」。


10mmもストロークしないよなぁ…。計ってみると6mmしかストロークできません。

17086461.jpg



ばねレートをかけると5.09×6≒30kgfになります。
フォークストロークにあてはめると、25mm前後ストロークするときの荷重です。

1G+αで「調整機能」は使い切っていることになります。



以上の結果から、TCVは低速でかつ、荷重が低いとき…に有効なものと推測します。
きっと、そこらを軽く流しているときに、スッと路面をとらえるのに寄与しているんじゃないでしょうか。


これをセッティングするのは大変そうですから、撤去しましょう。

代わりに、PDバルブを投入します。
PDバルブは、セロー225、GX750で使っていましたから、セッティング手法はある程度は分かっていますので。
(課題はあるのですが、それはまた別の機会に)

次は、AVDSの検証です。




☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆;+;。・゜・。;+;☆
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 お気軽にお問い合わせ ください。
 ~Nie's garage OSAKA JAPAN~

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