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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2011.10
02
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先日のイベントで、試乗させていただいた1台。
フロントフォークの動きが芳しくない…動的な姿勢も前あがりです。その旨、お伝えして散会したのですが…。

数日後、一通のメールが届きました。

「フォークスプリングをワンオフしてほしい。そしてフォークのOHをしてほしい」という内容でした。

イベントが車両コンディションを良くするきっかけになってくれたのなら、とても嬉しいことです(^^)



勉強がてら作業風景をみたい!と言われたのですが…ちょっと都合があわなかったので断念してもらうことに。

「そのかわりブログにアップするでぇ!」と約束させてもらいました。なので、ちょっと辛口でいきます。

ほどなく届いたフォークはこちら。RZ250R用です。51L用なんですけど、アウターがバフ掛けされていて、とても奇麗です。



さぁ。分解。トップキャップを緩めようとしたらガチガチに締めこまれています。
トップキャップの機能は、フォークスプリングの反力に耐え、フォーク内の気密性を確保することです。
締結を担うわけではないので、ガッチガチに締めこむ必要は全くありません。

しゃーないので、かつての愛車に使っていた1ARのトップブリッジを引っぱり出しクランプしました。



でりゃぁ~。24mmのソケットです。こんな大きなサイズにするからギュゥギュゥ締めちゃうのかも。



ちなみに、この状態でも反力に耐えるし、気密性も確保されています。いかに締め付け過ぎが無駄であるかが分かります。



トップキャップを緩めると…芳しい香りが(-_-;

フォークオイルは完全に腐ってました。またヘドロ状になっています。スプリングの線と線の間にネットリ付着しているのが分かります。



一応、油面を測定しておきます。90mmでした。



排出したオイルです。どれくらい交換していなかったのでしょうか…。



参考までにストローク量。130mmあります。



実はこのフォークにはWPのスプリングを使っています。これがめちゃくちゃ硬い。WPのスプリングってどれも硬いと思うんですけど、何を意図してこんなに硬くしちゃうんでしょうね。
せっかく130mmも確保されているストロークの半分も使ってないのではないでしょうか。

実測データからスプリングレートを算出してみると、0.42-0.65kgf/mmでした。



さぁ、分解していきましょう。ダストシールを外してみると、程度は悪くない。ただ、潤滑はほとんどされていませんでした。
ダストシールにはベッタリとグリスが塗布されていましたが、肝心のオイルシールはカラカラでした。



ボトムのヘキサゴンボルトを緩めます。使うのはコレ。Koken製のロングタイプのレンチです。



こいつの素敵なのは先端形状です。



左がKokenロング。右がHAZET製。Kokenロングは面取りがほとんどされていません。
この先端形状のおかげで、頭の低いフォークボトムのヘキサゴンボルトを舐めるリスクがウンと軽減されるのです。

仕上げがまずいのではなく、意識的にこういう形状にしているようですね。
(Kokenの標準的なものはきっちりと面取りされています)

SSTを使って回り止め~。



ホルダは自作品の超ロングタイプ。



はぃ、外れました。



インナーを抜くと…オイルシールがアウターに残ってしもた。YAMAHAの35mmフォークは、どうもアウター側に残る傾向があります。



上側のスライドメタルのコンディション。悪くないですね。



下側のスライドメタルも悪い状態ではありませんでした。



アウターチューブのコンディション。腐食跡でガタガタ。過去に乱雑に扱われたような傷もみられます。要修正。



パーツを洗浄していたら、おかしなものを発見。



下側のボルトが、このフォークについていたもの。よくみると「A2-70」とあります。SUSです。
緩んではいけない場所に、SUSを使うなんて…。もともと付いていたものをナメてしまい、代わりにSUSでも使ったのでしょうか。

実は締め付けトルクはユルユルでした。ねじロック指定場所にも関わらずロック剤も塗布されていませんでした。
これまで、緩まなくてよかったですね。

洗浄を終えたパーツ達。



ピストンリングは新品に。これ、結構大事なパーツです。



オイルロックピースが傷んでいたので、



旋盤で修正。



アウターの傷や腐食跡も修正。



スライドメタルを組みます。開口部の向きに注意です。



ラップをまいてオイルシールのリップを保護。
ラップがクチャクチャ状態だとグリスを掻きとってしまうので、余分なところは切り落とし、奇麗に整えることが大切です。



オイルシールを圧入したらボトムボルトの締め付けです。動きを見ながらしっかり芯を出してから本締めします。いきなりギュゥギュゥ締め付けるなんて論外です。
インパクトを使い”一気に”デデデっとやるなんてことはやめるが吉。



ダストシールは再利用します。古いグリスは奇麗に拭き取り、適量を塗り伸ばします。



フォークオイルを入れて完成です。

使うオイルは、もちろんA.S.H.です。


※画像は使い回しです(笑)

今回は、いったんWPのスプリングで組ませていただきました。
まずはフォーク単体の整備の効果を体感して欲しいからです。

並行して、スプリングの設計を進めます。経過は随時アップしたいと思います。
RZ250Rオーナーさんに広く使っていただけるようなものができたらいいのですが(^^)



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