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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2010.08
14
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最近は、トルクレンチを所有している方が随分増えたようです。
メンテ雑誌の影響や、入手しやすい価格帯のものが増えたせいかなぁ~なんて、勝手に想像しています。

しかし、その正しい使い方までが普及しているのか?といえば、そうでもないようです。

先日、トルクレンチの使い方について問い合わせをいただきましたので、記事に起こしてみました。


RZ250のサービスマニュアルです。




どうやら「2段階に分けて締め付けてね」ということのようです。
ところがですね…例えば、ロア側を見て下さい。1.3kg・mで締め付けたあとは、2.3kg・mで締め付けましょうとあります。

額面どおりに読むと、締め付けの順序に従って「いっきに1.3kg・m」まで締めちゃうの?ってことになりますが…。

実際は「ありえません」。

いきなり1.3kg・mなんて締め付けすぎです。この場合だと、1~8のボルトを「締めたり、緩めたり」しながら、作業を進めることになります。

重要なクランクシャフトを固定する部分です。またクランクケースのような大きな部品を一気に締め付けてはダメです。いってはもどり…を繰り返すのです。

1.3~1.5kg・m程度まで締め付けたらクランクシャフトの位置も安定すると思うので、いよいよ最終仕上げに進んでいきます。

でも1.3kg・mから、一気に2.3kg・mにする…のは、やや考え物ですね。これもやりすぎに思えます。
最終仕上げの締め付けトルクまで一気に締め付けちゃぁね…ここまでの作業が台無しです。


私の最終仕上げの「締め付け前」の状態。




ここから、トルクレンチを使って締め付けていくと…。




ここで終了です。もちろんラチェットを動作させる必要など微塵もありません。角度にして30度…大きくても45度の範疇に収まります。
(トルクにして 0.5kg・m未満であるとだけいっておきましょう。角度が上記の範囲に収まらなかったらやり直し。何かがおかしい場合がある)

手が敏感に力(≒状態)を感じることのできる角度って、おのずと決まっているものです。

この角度はそれを考慮したものというか、自然にそうなるはずです。手が敏感に状態を感じることがなくなった状態で管理などできようもありません。

トルクレンチを使ってるから大丈夫だって?そんなことは絶対にありません。

色々と試してみると分かると思いますが…例えば、ラチェットを動作させ、再び力をいれた瞬間に「カチン」となることはありませんか?この状態って、オーバートルクなんです。

これがトルクレンチの落とし穴でもあります。

本来「軸力」で管理すべきところを、それが(手法として)現実的でないためトルクで代用しているに過ぎないですからね。そのことは頭にしっかりとおいておく必要があると思います。

<補記>
もちろん、ボルトのコンディションがバッチリであることは大前提です。必要に応じた適切な潤滑も大切ですね。

 ¶

で、もう1つ。ソケットレンチの長さです。







ご覧のように、理想的に締め付け作業を行ったときに、どこにも干渉せず、かといって長すぎないソケットを使うことが重要です。

大は小を兼ねる的に、長いエクステンションバーを組み合わせるなんて論外です。
工具が傾かないようにするのは大切なことですが、だからといって必死になるようではいけません。
まぁ、時と場合によりますが…そういう作業環境を敢えて作らないようにしましょうね!ってことだと思います。

ショート、ディープ、さらにはセミディープを使い分けます。




私の場合、主に作業するエンジンに合わせたものを準備し、使い分けています。

工具のメーカーよりも、”長さ”を重視して選択しているということです。
もちろん好みはありますし、12ポイントは外せない要素ですけどね。

道具は正しく使ってこそ、有効に機能します。


蛇足ですが、定期的にトルクレンチの校正もやってます。れっきとした計測機器ですからね…。

さ、今からひとっ走りだ。



「楽しいんだけどね~。それでも引き続いて、GX750の購入希望者を募集中!」
http://blogs.yahoo.co.jp/nie_gare/25581461.html


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