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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2009.12
02
Category : 読書
今日は、東京へ出張。ちなみに結構ヘビーな仕事でした…ま、そんなことはいいんですけどね。

出張の道中で、先日発売になったばかりの「遥かなる水の音」を読みました。




村山由佳さんの小説は、ここ数年の私に多くの「気づき」を与えてくれました。

ふとすると、つい手に取ってしまいます。凡庸さの妙とでもいうのでしょうか、同じ作品でも読むたびに異なるものを感ずる。そんな独特の作風に心が惹かれるのでしょうか。

人の言動の機微に過敏すぎるところのある私がこれまでの人生で思い悩んできたことを解決するエッセンスが散りばめられています。
とにかく、私の胸にスルスルと落ちてくるのです。バイブルといえば言い過ぎかも知れませんが、遠からずといったところでしょうか。
まぁ、だからといって「これのお陰で」みたいな押し付けがましいものではないんですけどね。私自身の中で生ずる反応を促進する”触媒”みたいな役割を担ってくれている…そんな感じです。

さて。ページをめくると「あぁ、これこれ」と思う安堵感。しかし、さらに読み進むと「おやおや?」と思いました。

文調こそ「らしさ」を感じるものの、言葉がスルスルと入ってこないのです。海外を舞台にしているせいかな?と思ったけどそうでもない。
この作者の作品にしては、読み進むのに”多少”の努力が必要でした。
(2日ほど不眠状態にあったにも関わらず、一睡もせず読みふけったのだけど…)

理由は徐々に分かってきました。

ある1つの接点を軸に、複数の登場人物の視点/観点で物語が進んでいきます。

見ようによっては/視点によっては、救いようのない結論が「まず、ありき」。

あっちこっちで風呂敷がバンバン広げられていき、どう収束するのかがまるで読めません。
ところが、最後の4分の1辺りからでしょうか、作品として収束させるつもりはないのではないか?と感じてきたのです。


登場人物各々が、決して揺らぐことのない結論を どう捉え、どう自分の人生に落ち着けていくのか…。

同じ時間を過ごしていても、想いの種類は違って当然なんだよなぁ~。そんな当たり前のことを自分なりに感じました。

ちょっと残念だったのは、他の作品と無理につなげようとする”配慮”が、少々”ウルサク”感じられたことでしょうか。雑味を感じてしまいました。
あとは、装丁が綺麗ではあるんだけど、どこかデジタルチックで温かみが希薄だったところが…ま、余計なこっちゃね。


また、数ヵ月後に再読してみようと思います。また、その時なりの「気づき」が得られることでしょう。


さてと。また、明日からシャンと背筋を伸ばしてがんばろう。大股で闊歩してやろう。
(並行して「竜馬がゆく / 司馬遼太郎 著)を読んでる影響が多分に…単純やなぁ、俺)
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