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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2009.07
29
Category : RZ250(4L3)
ゲストブックの方に問合せがありました。
より多くの方に見ていただく意味があると考え、記事としてみました。

「RZの片肺」です。比較的 よく聞かれ、また誤解の多いトラブルでもあります。


「RZやRZRで片肺」
アチコチの掲示板で見かけます。こういうやり取りが多いように感じています。

・プラグを交換してみてください
・イグニッションコイルが悪いんじゃないですか
・プラグコードが悪くなってるような気がします

そう、点火系とトラブルととられるケースです。でもね…これも要因として考えられなくはないものの、私自身、ちょぃと合点がいかないところがあります。


何故か?

RZやRZRの点火系(2次側)は、「2気筒で1つのサーキット(回路)」になっているため、1気筒分だけが”火が飛ばない”ことは考えづらいと思うからです。

#順序は自信がありませんが…。
「コイル⇒一方のプラグの中心電極⇒側方電極⇒シリンダーヘッド⇒もう片方のプラグの側方電極⇒中心電極⇒コイル」

このように、グルグルとループしています(あくまで2次側)。


蛇足ですが、こんな回路で、「イグニッションコイルとヘッドをつないだ」ところで、「2次側のアーシングを強化」したことにはならないと思っています。

ちなみに、RZやRZRのイグニッションコイルは「フレームに固定されて」います。コイツをフレームから外してもちゃんと点火します。
これも、イグニッションコイルとヘッドのアーシングは、意味がない(あるいは薄い)のではないかと考える根拠の一つです。
(自信はあまりありません)


とエラソウに書いてはいるものの、ASウオタニさんからの受売りです。
SPIIコイルに交換するときに、アレコレ(根掘り葉掘り?)聞いてるときに教えていただいたことがベースです。
(教えてもらったことをそのまま転記してるわけじゃありません。そこに”私なりの理解”が介入しています)

アーシングした方がいいんじゃないですか??そこんとこどーなん?なんて、恥ずかしい質問をしたわけですね…。


おっと、脱線しました。とにかく「RZやRZRで片肺」になっても、「点火系」は主犯ではないと思っています。
断定するのは乱暴かも知れません。もしかしたら「全体的に火が弱くなっていて、(一度は点火した火が)失火している」かも知れませんので…。
(ちなみに、RZやRZRに限らず、「イグニッションコイルが2つしかない4気筒のバイク」は、この回路が2つ付いているってことになります)


では、主犯はなんでしょうか?

今回受けた問合せを事例に考えてみたいと思います。以下、転記させていただきます。


1.私のRZ、走行距離27000キロ、キャブ以外オーバーホールはしたことがありません。
2.20日ぶりにエンジンをかけたところ、片肺になってしまうのです。
3.チョークを引いていれば左右のシリンダー内は発火はしているのですが、チョークを戻すと左しか発火しません。
4.片肺の症状は以前からエンジン始動時に時々ありましたが、温まるとその症状は消えていました。
5.半年位前にキャブをばらしたとき、エアクリナーボックスの底にガソリンが溜まっていたこと、
6.ジェット二ードルに、段付摩耗が有ったので交換し、(にえコメント:もしかして、フロートバルブではありませんか?)
7.ちなみにプラグは真っ黒でした。

3の症状の説明が、きっちりできないのが悔しいところです。が、私は、まずはオーバーフローを疑ってみてはどうかな?と考えています。

直接的には、5の「エアクリーナーボックスにガソリンがたまっていた」ことが理由の一つ。

さらに、2にある”20日間”と比較的長期の不動期間後に症状がでていること、
また、4については、ケース内にたまった生ガスが(燃焼により)減っていくことで症状が薄らいだのではないか?と想像します。
(アフターファイヤーの症状はでていませんか?)


オーバーフローすると、1次圧縮室であるクランクケース内にガソリンが流入します。
1次圧縮室がガソリンで満たされれば満たされるほど、「圧縮されるべき混合気を吸い込める量」が減ります。

極端なオーバーフローにより「キックが軽くなる」のは、このせいです。


チョークを引くことでエンジンが始動できるのは、オーバーフローが軽度であるためだと推測します。
チョーク経路から、+αの混合気が供給されることで、2次圧縮室(燃焼室)に到達できる混合気の絶対量も増しますからね。

ただでさえ2ストは(4ストよりも)混合気が歩む経路が長く、その上 吸入負圧は低めです。1次圧縮が十分行なわれない状況では、燃焼により不利な状況となります。


また、1次圧縮室の中にたまった生ガスのせいで、プラグは より失火しやすくなります。


以上が、私なりの仮説です。



ともかく、一度、プラグを外した状態で、プラグホールにウェスを当てて、空キックをしてみてください。
黒っぽく汚れたガソリンがウェスに付着すれば、ほぼ間違いなくオーバーフローです。


オーバーフローの場合は、原因は上流(タンク内)までしっかり辿って下さい。
こちらの、トラブルシューティングについては、状況に応じて、また書いてみたいたいと思います。


<注記>
 全ての片肺症状に、この仮説が適用されるわけではないことを、お断りしておきます。



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