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にえガレのブログ

「捉われずに拘る」をモットーにしております。

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にえ

Author:にえ
「Nie's garage」略して「にえガレ」のブログへようこそ!

『捉われずに拘る』をモットーにやっております。

2ストローク色がやや強そうにみえるかも知れませんが、4ストロークも含め どのようなバイクに乗っておられる方にも見ていただけるように配慮しているつもりです。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

~Nie's garage OSAKA JAPAN~

☆お問い合わせはこちらまで☆
niesgarage@gmail.com

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2018.08
18

TB:0
04:04
Category : RZ250/350
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重なるときは重なるもので、ほぼ同時期に2件のオーバーホールの依頼をいただきました。

今回はRZ250Rです。嫌な予感しかしません(笑)

17088285.jpg



うーん。異物噛みまくり(; ̄ェ ̄)

17088286.jpg



あまりにひどい。

17088287.jpg



磨いて磨いて磨き倒します。

17088288.jpg



いつもの倍ほどかかって完成。

17088289.jpg






昨日の記事にも書きましたが、最近、程度の悪いオイルポンプが増えました。
流通している車両の程度が少しずつ悪くなっているのかなと、想像いたします。

不動車や中古車を入手された際、まずキャブレターをOHされる方が大半でしょう。同じレベルで、オイルポンプのOHも実施すべきです。

まずい状態のままで使い続けると、部品の劣化を早めるだけです。
なので、新規に車両を入手された方だけでなく、すでに乗っておられる方も、点検の意味合いもかねてOHを検討されることをお勧めします。

オイルポンプは2ストロークエンジンの生命線ですからね。



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 作業依頼受け付けております(^-^)/
 お気軽にお問い合わせ ください。
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2018.08
17

TB:0
04:02
Category : RZ250R/350R
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発送されていたRZ250のオイルポンプです。
なんだか嫌な予感がします(; ̄ェ ̄)

17088196.jpg



あ゛ー。

17088197.jpg



錆びてますね。
このシャフトの太い部分はシールされていませんので、構造的に大気開放になっています。
保管状態がまずかったり、カバーをつけていないと、このようになるリスクが高いです。

17088198.jpg



潤滑不良かつ酷い状態で動かしていたせいでしょう、プレートにくっきりと段差がついています。

17088199.jpg



オイルストンで可能なところまで均します。

17088200.jpg



小さなブラシでしこしこと錆を落とします。

17088201.jpg



段付き摩耗が見られます。

17088202.jpg



磨きます。

17088203.jpg



シャフトの錆は落としましたが、あばた状になっています。
機能上問題はありませんので、再利用します。

17088204.jpg



組んでいきます。

17088219.jpg



通常工程では落ちなかった汚れを何とかここまで回復させました。
前述の通り、この部分と上の画像のシャフトの間はシールされていません。

17088220.jpg



ちゃんと潤滑して組みます。

17088221.jpg



このプレートも潤滑。

17088222.jpg



こんな構造なのだから、カバーを外して使うのは実にリスキーです。
外して使ってる人って、構造を理解しているのでしょうか…。分かっていてやってるならお好きにどうぞ、ですが分からずにやっているのだとしたら、すぐにやめた方がいいです。




最近、程度の悪いオイルポンプが増えました。
これまで定額設定でやらせてもらっていましたが、さすがに限界です。
今後は基本料金6500円、状態に応じて加算させてもらうことにします。



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2018.07
19

TB:0
04:02
Category : セロー
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毎度のことですが、キャリパー内部は徹底的にクリーニングします。

17088123.jpg




「どこまでやればいいのか?」と時々聞かれますが、『知らんがな』と思いますね。
これでいいのかどうか不安だったら、とことんやればいいだけの話です。


ブリードスクリューを交換します。15Bって何だろう?と思って調べたらT-MAXみたいですねー。
現行車種ではないけど、比較的年式が新しいもんなぁ。

17088124.jpg



キャリパーに新品のシールとブーツを装着します。

17088125.jpg



この手の「ブーツ式」のブーツの装着にはコツが必要です。
ブーツを先にキャリパーに装着してしまうと、ピストンが装着できません。

かといって、ピストンの溝にブーツを取り付けた状態だとキャリパーに入らない。


あげく、こんな輪っかを装着しなければなりません。
(画像は、もともとついていた古い部品)

17088126.jpg



ブーツのおかげで汚れがたまりづらいってメリットはありますけどね。整備性はよろしくありません。


ブレーキホースを「ダメ元」で手配したら、まだ新品が出るではありませんか!
驚きましたね~。ブレーキホースは早期に「販売終了」になる部品ですからね。

17088128.jpg



ただ2度の仕様変更を受けているようで、マウントブッシュの位置が微妙に違ったりしました。


マスターシリンダーはセロー250用を使います。レバーやブレーキスイッチにも互換性があるので、セロー225にはポン付けできます。しかも値段が安い!!!

17088129.jpg



ゴムブーツを装着。ノーマルルックですっきり収まりました!
(微妙にミラーの角度が変わりますが、実害なしです)

17088131.jpg


ノーマルのゴムホースでも、新品は違いますねぇ~。なかなかのタッチです。
マスターシリンダーも合わせて数万円でこおまでシャキッとするのですから、費用対効果は抜群かと思います。

ついでなので、ブレーキホースを数本余分に手配しておきました。
キャンペーンじゃないけど、ブレーキのことが気になっておられる方は、この機会にぜひ!




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2018.07
18

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04:07
Category : セロー
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キャブレター交換の主役は「周辺作業」だったりします。



まずはインシュレーター交換から。

セロー、TW系は、こんなところに低頭のキャップボルトを使っています。

掛かりが浅いので油断するとズルっといきます。
この個体はボルトが固着しておりまして、ちょっとひと手間かかりました。

17088100.jpg



こんなボルト1本でも、しくじったが最後、エンジンを下さなければなりませんので慎重にやります。

グッと力を加えたところ、レンチが外れなくなりました。
(「あともうちょっと…」と思ったところでやめるのが吉)

反対側に回せば外れますが、それを繰り返すと工具のかかりがどんどん緩くなるので、この状態でしつこく潤滑剤をくれてやります。


30分ほど格闘のすえ、心臓に悪い音を立てて無事に外せました。ふぅ。


座面はオイルストンで面だししておきます。

17088108.jpg






吸気ダクトを交換します。長期保管車両らしく、どこもかしこも埃まみれです。
まずは汚れを落とすところから始めます。

ウェスで養生し、クリーナーとブラシでせっせとお掃除です。

17088102.jpg




オーナーさんの名誉のために書き添えておきますと、手の届く範囲はとても綺麗に掃除されていました。
が、ゆえに部品を外さないと見えない箇所の汚れが際立ってしまうわけです。


汚れを落としていくと、いろんなことが見えてきます。

例えばココ。汚れにまみれた状態では問題ないように見えてしまいます。

17088105.jpg



前述のインシュレーターもひび割れていました。こんなのを見てしまったら「メンテしなきゃ」って誰でも思うはず。

17088109.jpg



そう思わないのは、見えていないからです。分解して、掃除してみないと分からないことは多いです。
こういうことが多々ありますので、中古車を入手され不安な方は、ぜひご相談ください。





グリップがカチカチに硬化していましたので、新品に交換します。
完全ノーマル状態なので、グリップも純正部品に拘ってみました。

17088106.jpg



私のセローにはYZグリップを使っていましたが、このグリップもいいですねぇ。
とてもしっとりしたフィールで好ましいです。振動にも優しいんじゃないかなぁと思います。

この外観にワイヤリングは似合いませんので、接着剤で固定しました。


スロットルパイプと接触する部分に錆びが見られましたので、耐水ペーパーで磨きます。
スロットルがスパンスパン動かないと気持ち悪いですからね。

17088111.jpg



スロットルパイプの摺動部分にはこいつを塗布します。superlubeです。粘性の異なるものを2種類ストックしています。
(ミシンオイルなど、サラサラのオイルが適していると思います)

17088112.jpg




スロットルパイプの潤滑は賛否あると思います。
頻繁にメンテナンスしている私の個人車両には塗布しないのですが、普通の方が使われる車両には塗布した方がよいと思っています。

特に鉄ハンドルの場合は、何かを塗っておかないとすぐに錆びますから。





部品が届きました。

エアクリーナーBOXとキャブレターをつなぐジョイントが破れていたので新しいものに交換します。
ボックスを外してしまえばあっという間に装着できるのですが、フレームに搭載されたままだとスペースに限りがあるので、ちょっとしたコツが必要です。

結束バンドで縛った状態で穴に放り込みます。バンドをカットして位置合わせしてやれば装着完了です。

17088121.jpg



インシュレーターのボルトを手配したら普通のキャップボルトが届きました。
スペースもあるわけだし、低頭じゃなくてもいいもんね。

17088122.jpg




あとはキャブレターをつけたら完成です。




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2018.07
10

TB:0
04:07
Category : セロー
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玄関先で車両をお預かりし、作業場に移動させる段階で大抵のことが分かります。例えば空気圧であったり、ステムの動きであったり…。

今回もそうでした。グリップを握った瞬間、ステムがやばいことが分かりました。

あとはココ、フロントブレーキです。

17088110.jpg



このように見た目も相当な状態ですから、まずかろうことは想像に難しくないのですが、具合が悪い中でも相当にまずい!と感じました。

レバーを握っても「動き」が希薄なのです。タッチが心もとないとかそういうレベルではないということです。
オーナーさんに危険性を説き、ご理解いただけたので作業に着手です。



マスターシリンダー内のフルードをオイラーで吸い出したのち、キャリパー側から古いフルードを抜きます。
ところが、まったくフルードが抜けないのです。マスターシリンダーのポートに、変質したフルードカスが詰まっているのが原因でした。

キャリパーからホースを外してもフルードが自然落下しないんです(笑)


そりゃ「動き」が希薄なはずです。メンテナンスの対象に含めていただいて、大正解でした。

一体、いつのものなのだろうと思われるパッドがついています。汚れもカチカチに固まっていて、ちょっとやそっとじゃ落ちてくれません。

17088113.jpg



パッドが外れました。ちょっと苦労させられました。残量はたっぷり残っていますが、いかにも古そうです。

17088114.jpg




ダストブーツが破れています。

17088115.jpg




このキャリパーは、80年代のYAMAHA車に沢山使われています。
ダストシールではなく、ダストブーツ方式なので、汚れが内部に侵入しないので具合がいいんですね。
(ちょっとメンテ性は悪いですが)

フルサイズの原付から、オフ車まで幅広く使われていましたので、パッドの選択肢も広いし、部品代もさほど高くありません。
(YAMAHAにしてはって意味です)


ポートが詰まり、シリンダー内にフルードが追い足しされない状態なので、油圧でピストンを抜くのは無理です。
エアで抜きにかかったのですが、固着気味でピストンがなかなか抜けません。最後はいきなり「バンッ」と抜けました。

ピストンの錆はさほどでもありませんが、シールキットとピストンキット(シール付き)の価格差はそれほどでもないので、ピストンもろとも交換します。

17088116.jpg




パッドがものすごく外しづらかったのは、パッドを保持する金具が変形しているせいです。
修正できなくはありませんが、モノがモノだけに交換することにしましょう。
(ちなみに1つ2000円くらいします…)

17088117.jpg




なぜかブリードスクリュが曲がっていました。さほど錆びていませんが、折れたら最悪だし、気持ち悪いので交換しておきます。

17088118.jpg



初期洗浄を終えた状態です。気になったのは溝ではなくシリンダー部分の腐食です。
溝は放っておくとこうなるけど、シリンダー部分がここまで腐食してるのは珍しいです。

17088119.jpg




古いフルードが入ったままだと、こんな風になっちゃうんですよね。

ブレーキ周りを腐らせてしまうと、高額な修理コストが発生します。
長期保管するときには、一度分解して、フルードを洗い流しておくといいです。

そこまでできない場合は、せめてフルードを定期的に入れ替えるくらいのことをやった方がよいです。




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