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セローのキャブで引き続き遊んでみましょう。その2は
コチラ
相棒の
プー様が朝練行く!とテレパシーを送ってきた。
よし、ならば仕込んでおいてやりましょうヽ( ̄▽ ̄)ノ

朝錬の場所で、カラーの有無の違いを体感してもらって、彼の愛車のVF750Fいじりの参考にしてもらうことにします。
と思って出かけてみたら、何時になっても来やしない。とりあえず5mmのカラーを仕込んできたんですけど…。
来ないなら、ノーマルに戻そうと思い、戻した瞬間にヤツは現れた(; ̄ェ ̄)
ったく、しょーがないやつだ。ササっと作業です。

ノーマルと、5mmのカラーをかませたものを比較すると、よきにつけ悪きにつけ明確な差が確認できます。
カラーをかませると、アクセルに対するメリハリが強くなります。
低いギヤだと、ちょっとしゃくる感じはあるものの、高めのギヤで、低開度で流すなら、断然コッチが○。スッとあけるとトトトッとついてきます。ごっつぅ気持ちいいです。
特に、一度戻して、またあけるようなとき、ノーマルは、よくも悪くもモサーっとしています。カラーをいれたものは、しっかりエンジンが反応してくれます。
バルブの閉じ側にメリハリがでるんでしょうね。あと、全開あとに急停止&アイドリングさせたときの”回転の落ち着き”さも断然上。
一方、全開走行は”最悪”でした。中開度〜全開領域が、ものすごくダルぃ。
ストットルグリップで、直接ストットルバルブを開閉するタイプではありませんから、開度は”想像”にすぎませんが、おおよそこの傾向とみて間違いなさそうです。
坂で失速しようものなら最悪です。ノーマルだったら1速落としでいいのに、5mmのカラーをかませたものは、まるでついてきません。
スプリングレート(実測値による計算値)と、イニシャル量を元に、簡単なグラフを書いてみました。
ここでは絶対値ではなく、おおよその傾向で見ていただくのがよいと思います。

真ん中が標準、ノーマルですね。
上2本がカラーでイニシャルを増したものです。アクセル低開度≒ストットルバルブリフト量が小さいときは、イニシャル増が気持ちよく、アケアケ状態ではノーマルに分があるというのが今回のテスト結果です。
ということは、グラフの傾きが「寝る」方向がベターであると想像できます。
では、グラフの傾きを寝させるにはどうしたらいいか…「スプリングレートを下げ、イニシャルをかけてやる」方向になります。
でもね…スプリングレートを下げようとすると、別のスプリングを探さなければなりません。
レートをあげるだけだったら簡単なんですけどね。巻きをいくつかカットするだけです。
カットすることによるレートの変化は小さいですね。むしろ自由長が短くなることによる影響の方が大きくなります。
強化を目的にカットした場合は、カットした分をかさ上げしないと、「逆のことをやっている」ことになります。
逆に「バルブの動きをよくしたい」のであれば、カットは有効な処置といえます。
(以上の話は、すべてのバイクに当てはまるわけではないですが…)
さぁ、これからどうしますかね。
帰宅するのに、一度ノーマルに戻しました。今回のテストに対する、ひとつの答えです(笑)
トータルでみると、ノーマルが乗りやすいです。とくにセローの場合は、全閉〜全開までをくまなく使いますからね…。
これがもっとパワーのある車両だったら話は違ってくるかもしれません。ほとんど使わない領域で生ずる犠牲よりも、常用域での特性を重要視する…この選択は「あり」です。
そもそもセッティングってそういうものですからね。
ただ、低速のメリハリ感は捨て難いものがあるし、全然詰めてませんから、3mmのカラーを使って、他の設定をいじってみようと思います。
あー、その前にアイツも試したいんですよね…。セローはシンプルだから、なんでも気軽に試すことができて楽しいです。
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